“朝ドラ「舞いあがれ」”から考える、ストーリーの印象をより伝えるための衣装〜自分の”衣装”ちゃんと考えてますか？〜

今期の朝ドラ「舞い上がれ」、みなさん観ていますか？私はけっこう観ています📺主人公”舞（まい）”が空に憧れ、パイロットを目指すも、製造工場の社長である父親が急逝。父親の夢は「飛行機の部品（ネジ）」を製造すること✈️だったのですが、その夢を叶えるべく主人公が奮闘するドラマです。

ストーリーの要の一つになっているのが「空」。タイトルや宣材写真（というのかな？）からも、そのイメージからも伺えますよね。

主人公の両親が運営していた町工場、初めは従業員が二人しかいなかったのですが、その後成長を続け株式会社となり、従業員もたくさん増えます。

この過程で工場の制服も変化。町工場時代は地味な作業着だったのが、会社の規模が大きくなると、鮮やかなスカイブルーと白のツートンカラーに。有彩色と無彩色のコントラストがとても眩しい✨
“空”という夢✨に一歩近づいたという表現を、作業着でも表現しているのだと思います。

そして社内の壁も白と水色を起用していたり、主人公が使うノートPCは白いものだったりと、各所に“空”をイメージさせる青と白の配色が使われており、”空”が鍵となるストーリーだということを視覚的にも伝えています。

これだけ画の中に青と白を使われていたら、意識せずとも「爽やかな気分」になりますよね♪朝ドラという性質にもふさわしい配色です。

前回ブログ投稿したアニメ設計のお話しでは、線の描き方やキャラクター、背景などの配色によって
世界観を伝えることが可能でしたが、ドラマや映画となると、ビジュアル的には「リアルな世界」ですから、ストーリーの”世界観”をどのように表現するか、が大きなポイントになりますので”衣装”はとても重要。衣装一つでキャラクターの印象も伝わります。

ですので、リアルな世界に住む”ワタシ”の世界観（=印象）を伝えるには、ファッションは重要な要素です。

あなたがどういうキャラクターなのか、どう思われたいのか、社会的立場はどうなのか…etc.

どんなアイテムを身に纏っていた方が自分らしくいられるかを考えることはとても大事。毎日着ている服だから、自分をおもいっきり表現してくれる衣装を選びたいものですね♪

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色彩の基本の「き」を学んでみませんか？