しばらくブログに思いの丈をぶつけ続けてきたわけですが、特に人気の投稿は
というタイトルの記事。
まだお読みでない方は一度目を通していただけるとありがたいのですが、掻いつまんでいうと
という話です。これだけたくさんの方がこの投稿を読んでくださっているということは「普通の白や黒が似合わない、はたまたグレーが似合わない」と、不思議に思っている方がたくさんいるんだろうなと感じます。
色は色相・明度・彩度と呼ばれる「色の三属性」というもので表すことができます。
色相は赤や青などの色味を指し、明度は明るさ、暗さをそして彩度はその色の鮮やかさや穏やかを指します。
白や黒、グレーは「無彩色」という色で、色味も感じなければ、鮮やかさや穏やかさなども感じません。明るさと暗さだけど感じます。
パーソナルカラーでいうイエベ・ブルベは”色相”を指しますが、無彩色の白・黒・グレーには、そもそも”色味”がないので、イエベ・ブルベなどの色相では分けることができません(しかしパーソナルカラーではグレーはブルベに属し、黒はウィンターに属します)。
これが色彩学的な考え方。そしてここからが“色彩心理”もしくは“パーソナルカラー”の考え方になります。
真っ白にはどのようなイメージがありますか?黒は?グレーは?
真っ白には清潔感やピュア、無垢、デリケートな印象を感じます。黒は強い、怖い、重い、動じない、グレーは穏やかで大人っぽく、どっちつかずで曖昧な印象、など、たくさんのイメージを持ちますよね。
この色に対するイメージが”色彩心理”というものでパーソナルカラーには”色彩心理”の要素もあるのです。
(そもそも、色を扱うすべてに”色彩心理”は絡んでくるのですけどね)
で、白・黒・グレーの似合う、似合わないの話に戻ります。白のイメージに近いパーソナルカラーの人は白が似合う。黒もグレーも同様です。
で、私はウインターであるにもかかわらず「グレー」がイマイチ。それはなぜか。グレーの”あいまいさ”が似合わないのです。
当サロンで導入しているパーソナルカラーシステムは「Sci/Art(サイアート)」というものですが、これでいうところの私のシーズンは「ブライトウインター」。ただでさえウインターは鮮やかさやコントラストが大事なタイプなのに、さらに”ブライト”という名称がついている。
とにかく鮮やかでないと似合いにくいタイプだから、鮮やかさと相反した穏やかなグレーがイマイチだったんですよね。
色彩学的には白・黒・グレーには彩度はありませんが”色彩心理”として感じてしまうんです。
そしてファッションの世界では、白やグレーには有彩色寄りの色があります。オフホワイトや生成りの白、ブルーグレーなど。色彩学的にはこれらは有彩色です。これらはいわゆるイエベ・ブルベに分けることができますよね。
こうやって色彩学・色彩心理・パーソナルカラーなど、複合的な知識で総合的に考えると、似合う・似合わないの答えも導き出すことができるんです。
当サロンではSci/Art(サイアート)システムの資格も取得できます。「色彩心理や色彩学が難しい」と、二の足を踏んでいる方にもわかりやすくお教えいたしますので、お気軽にご相談くださいね♪
一緒にお勉強しましょ✏️
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今後、オンラインで「色彩心理」をお伝えしていこうと思っています。
リーズナブルな値段で色彩心理に触れることができますよ。
まず初回は「赤色」の講義をやります。ぜひご覧ください。
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