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“普通”の白と黒が似合わないってどういうこと!?
ベーシックカラーの呪縛。

今回は先日ご来社いただいたお客様との話で出てきた
「白黒が似合わない」話をご紹介します♪

白・黒・グレー・ベージュ・紺などはいわゆるベーシックカラーと呼ばれ
お洋服のラインナップでは必ずある色ですよね。
赤や黄のように悪目立ちもしないし、仕事などの大事な場面で用いても失礼に当たらないので
とっても便利で、誰もが持っているお洋服の色。

なので「ベーシックカラーを購入しておけばオールOK!!」

と思っている方も少なくないかと思います。

が!

ちょっと待って!!

確かに日本人はベーシックカラーを比較的好んで着用する傾向があるし、
色そのものに嫌味もないので、手が伸びやすいのは間違い無いです。しかし

「これらの色を着用した時の顔映りがなんかイマイチ…。気のせいかな〜💦」
「でもベーシックカラーだから似合っているはず」と自分に言い聞かせちゃう。
こんな体験ありませんか?

ベーシックカラーのグレーが似合わないなんてあるの?

何を隠そう!実は私がそのタイプでした😅
黒・白はめっちゃハマるのに同じモノクロの「グレーが似合わないっ!!!」

「こじらせ事件簿-その1-」

事件簿とは大袈裟ですかね?いえ、おおごとなんですよ、ワタシにとってはwww
夏祭りに友人と浴衣を着て参加した時のこと。
友人はスモーキーなブルーグレーをベースとした浴衣を着ていたのですが☁️
浴衣姿の品の良さにノックアウト!ギザウツクシス❤️
「○○ちゃん美しい!!そしてグレーってなんて素敵な色なんだろう✨」
その後、買いましたよ!グレーの浴衣を!!!(似合わないとい思っているのにねw)
しかもけっこういい値段の「有松絞り」。
しかし、金に身を任せ力技に出てみたものの(笑)、友人の様には着こなすことはできず…無念…
しゃなりしゃなり、したかった…😭
そして名古屋のみなさま有松絞りを上手く着こなせず、ごめんなさい😭
(有松絞り:名古屋市の有松・鳴海地域を中心に生産される、絞り染めの織物らしいです)

そしてさらに深みにハマることになった
「こじらせ事件簿-その2-」

「自己診断って正直不安だし、一度プロに診てもらおう!」
結果は自己診断でアタリをつけていた通り”ウインター“でした(やっぱりね〜〜〜)。
そしてご提案いただいた色の中にヤツはいました🔍(チャコール)グレー!!
その時こう思いました。
「本当はグレーは似合っているけど、自分が毛嫌いしているだけなんだ…」

そして一生懸命グレーにチャレンジしていきます。
工夫して着こなすうちに、それなりに目は慣れていきました。

ただ、どうしても違和感は残っています。
「逃げちゃだめだ、逃げちゃダメだ…(by.碇シンジ)グレーと向き合わなきゃ!」

その後再びパーソナルカラー診断を受け、
サイアートに出会い、長年の悩みが一気に解消されることとなります。

私のサイアートパーソナルカラーのシーズンは「ブライトウィンター」というタイプでした。
ウィンター。自己診断も初めての診断も間違ってないですよね。
でも“ブライト”がつくと話が全然変わってくるんですよね。

色彩学の話になりますが、色を”測色(=色を測る)”する場合
色を3つの属性[色相、明度、彩度]に分けて表記するのが習わしなのですが
“ブライト”ウィンターは”鮮やか”であることが大事なタイプなのです。

標準的な4シーズンの3属性

正確には色彩学的にはモノトーンカラーに”彩度”という概念はありません。
黒は一般的な4シーズンパーソナルカラーでも鮮やかなグループ「ウインター」に属する色。
黒は色彩心理として”強い”印象があるので、
鮮やかさが特徴のウィンターに振り分けられているのだと考えます。

ここで納得!「所さんの目が点!!」
いや、所さんはこの件に目は点になってませんwww

「イメージの強い(鮮やかな)黒は似合うけど、穏やかな印象のあるグレーが似合わない」

ガッテン!ガッテン!!ガッテン!!!!

ようやく長年のグレーの呪縛から解放されることになりました。

先日来社いただいたお客様のサイアート診断結果はソフトサマーというタイプ。
イエベブルベよりも「穏やか(soft)」さを重要視した方がいいタイプ。
ブライトな私と逆のタイプですね。
ですので黒が似合いにくく、グレーがぴったりハマるんです⭐️
白の考え方も黒と同じ。
ピュワホワイトは強く硬く感じ、オフホワイトになると穏やかで柔らかく感じるので調和してきます。

たかがベーシックカラー、されどベーシックカラー。

色の属性を意識すると簡単に自分に似合う色が分かるようになります。

「違いがわかる男」ダバダ〜ダバダ〜ア〜〜〜〜♪

インスタントコーヒーのあのCM覚えてます?w

診断こそしていませんが、浴衣美人の友人もおそらくソフトタイプ
あの後「あの浴衣、かなり素敵だったね!どこかのブランドのなの?」と尋ねたところ
「そんなに高くないし、フツーの浴衣だよ!」って言われました。
(違いがわからないワタシ。ダバダ〜〜〜〜!!!)


その人に合った色調の色を纏うと、グッと高見えするんですよね。
逆に私の有松絞りは高かったのに安見え…とほほ。
ほんと勉強になりました✏️

比較的お手軽に購入できるベーシックカラーですが
それらが全て似合うとは限らないということは頭の片隅に置いていてもらえるといいかも♪
ブライトタイプの方は真っ白や真っ黒は得意。
ソフトタイプの方は黒よりグレーやスミクロがおすすめ⭐️
でも、冠婚葬祭などの大事なセレモニーには
パーソナルカラーよりも礼儀やTPOを優先してお洋服を選びましょうね♪

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2021年09月02日
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