
2025年6月にスタートしたオリジナル講座「色彩心理塾」が、2026年7月13日、満期を迎え無事に修了いたしました。
この1年間、熊本、福岡、鹿児島と、九州各県からオンライン(Zoom)を通じて集まってくれた生徒たちとカリキュラムを進めてきました。
受講当初は「勉強はしたけれど、人前でセッションをするのは不安」「自分にできるだろうか」と戸惑いを口にしていた彼女たちですが、今では立派なセラピストとして活動しています。
そして面白いのが、最終日の昨日、こう話してくれました。
「この1年で、人生が変わりました」
この「人生が変わる」という言葉が一体何を指しているのか。そして、なぜ「色を学ぶこと」が、単なる技術習得を超えた「自己実現のプロセス」になるのかを、私の視点からお話しします。

私はイメージコンサルタントとして、日頃からパーソナルカラー診断、骨格診断、顔タイプ診断などを行っています。
実は、これらの外見を診断するツールと、内面を扱うカラーセラピーや色彩心理は、どちらも「自分を徹底的に客観視し、自分の現在地(人生の座標)を知るためのツール」という、本質的に同じ役割を持っています。
普段の生活でもそうですが、どこか目的地へ向かうとき、自分の現在地がわからなければ、どちらに進めばいいのか、どうやってルートを決めればいいのか迷子になってしまいますよね。
言い換えるなら「井の中の蛙」の状態のときは、自分自身の正確な座標を知りません。それはそれで、大きな苦労もなく、それなりに満ち足りて生きていける空間(世界)でもあります。
しかし、一歩外の世界を知り、自分の特性や現状という「正確な座標」を自覚したとき。人ははじめて、本当の意味で、自らの意志で、自分の人生を歩み始めることができるのだと私は考えています。
色彩心理を学び、色の意味を通して自分を客観視することは、まさに「今の自分はどこに立っているのか」という人生の座標を明確に描き出す作業なのです。
色彩心理を学ぶことは、色をただの「記号(例:赤=情熱)」として暗記することではありません。

講義では、私が30年のグラフィックデザイナーとしての経験を活かし、塾生の理解と学びの深まりを追求して制作したオリジナルスライドを使用します。
色彩学、歴史、科学、哲学、さらには生理学など、多角的な視点から「色の本質」をロジカルに探求していきました。
このプロセスのなかで、生徒たちは自分自身と向き合うことになります。
「なぜ、この色をこれほど意識するのだろう?」
「本当の私は、どのように考えているんだろう」
この問いを繰り返すことは、常に自分自身と対話する訓練です。
自分の中にある制限、嫉妬、悔しさ、そして不完全な部分。それらすべてを「今の自分」として俯瞰し、受け入れていくこと(自己受容)。
色彩心理というレンズを通して、自分の内面を客観視し、自分の感情(本心)を理解する術を身につけていくのです。
心理学者アブラハム・マズローが提唱した「自己実現理論」があります。
人間には段階的に満たしていく欲求があり、その最上位にあるのが「自己実現の欲求」です。これは「自分らしく生きたい」と願う欲求であり、人が最も輝き、喜びを感じる領域です。
1年前の生徒たちの状態は、自分の座標がわからず「私にはできない」と不安になり、次のステップへ進めずにいました。しかし、学びと仲間とのコミュニティのなかで、一歩ずつ実践を繰り返していきました。
彼女たちは、自分にかけた制限を解き放ち、自らの足で自己実現へと踏み出したのだと思います。だからこそ、彼女たちの口から「人生が変わった」という言葉が自然と出てきたのだと確信しています。

少し前、生徒からうれしいお手紙をいただきました。

《塾生からの手紙 抜粋》
「カラーセラピーの勉強をしていくうちに、本当の自分の気持ちが見えてくるようになりました。
今ではどんな自分も受け入れてあげられるようになりました。 Jinさんが『自分のことが好きになったと言ってくれて嬉しかった』と言ってくださった時、感動して泣いてしまいました(笑)
カラーセラピーを通して前よりも人とお話することが好きになったし、今後やりたいことも見えてきて、私の中では人生が変わったきっかけの一つです」
TCカラーセラピーには「経験に勝るものはない」という考え方の下、100回セッションをするための実践ノートというものが準備されています(任意)。チャレンジする人はそう多くないと聞いています。理由はかんたん。めんどくさいしツラいから。セラピストの資格を取るだけなら講座を受講すればいいですしね。
ですが塾生はみんなこのノートを持っています。もちろん私は強要していませんwみなさん自律的に購入されました。
かつて私自身が「100人セッション」という目標に向かって、たった一人で挑戦していた頃。100人ものセッションを積み重ねるプロセスは、本当に孤独で大変な道のりでした。
だからこそ、塾生たちには、プロのセラピストになるための最短の道を準備してあげたいという強い想いがありました。ですので企業様と提携をし、セッションする場を設けたのは、この学びが、ただの知識習得だけでなく「実践の場」まで用意した仕組みを持つのはそのためです。
結果、着実に経験値を積み上げて、今ではみんな立派なセラピストとして活動ができています。
外見からも、内面からも、自分の「座標」を客観視し、人生を自分らしく描いていく。
この素晴らしい「色彩心理」という自己実現のメソッドを、これからも必要とする方に届けていきたいと強く思っています。
色彩心理塾の第一期はこれで終了となりましたが、塾生のみなさん、どうやら好奇心と学びに飢えているようで…(笑)今後も勉強会を開催していく予定です。みんな、お勉強が好きだねぇ〜〜〜w
