“魅力”を伝えたいならデザインしかない！デザインの魔力〜コラーゲン黒にんにく編〜

デザインを知れば”モノ”や”ヒト”の「魅力」を表現できる、ということで、デザイナー兼パーソナルスタイリストの観点から、パッケージデザインの解説をしながら、ヒトのデザイン（イメコン）について解説いたします⭐️

【今回の商品はコチラ】

・販売元：まさゆきの株式会社
・商品名：コラーゲン黒にんにく
・商　品：黒ニンニク加工食品

“ニンニク”といえば栄養豊富な食品で、イメージといえば“滋養強壮・疲労回復”など、いわゆるマッスルムキムキ〜〜〜〜！な感じでしょうか🤣

基本的には商品のイメージを表現することが多いとは思いますが、この”にんにくムキムキ〜〜〜〜”なイメージでデザインしてしまうと、なかなか女性が購入しなさそうですよね。

でもこちらは美肌づくりに大活躍してくれる「コラーゲン」が配合されているということで、ぜひとも「女性に購入してもらいたい！！」ですよね。となると、やはりデザインにも”女性らしさ”というものが必要になってきます。

ですので、黒ニンニクの強すぎる”黒“を“グレー”にすることで柔らかい印象にし、また、他の色は”女性らしい”色の代名詞である“ピンク”系が使われています。しかし、ただピンクでかわいいデザインにするのでは、商品の性質からかけ離れてしまう、もしくはニンニクという自然の恵みをもっと表現したい！というところしょうか。全体的にくすんだトーンで配色されています。

PCCSで近い色を見てみると、ライトグレイッシュトーンやソフトトーン、ダルトーンなどが使われているようです。強くもなく弱くもない、明るくもなく暗くもない、いわゆる中明度・中彩度程度の配色です。

一概には言えませんが、パーソナルカラー（Sci/Art：12分類）でいうところの、ソフトサマーやソフトオータムが近いですね。

これらのタイプの方からは、優しげで落ち着いた印象を感じますよね。それと同じ様にこちらのパッケージからも同様の印象を受けます。

花柄のようなモチーフはニンニクの断面が発展した図柄なのかな。これも可愛らしくて女性がターゲットだということが伝わります。黒ニンニクの栄養価も感じつつ、女性が購入したくなる…。そういったデザインや配色を売り手側は望んだのではないかと推測しています。