
「高いお金を払って診断を受けたのに、おすすめされた服を着てもしっくりこない」
「パーソナルカラー診断を受けたけれど、以前言われた結果と違う……」
「骨格診断や顔タイプ診断を受けるサロンによって結果が違って、何が正解なのか分からない」
そんな経験はありませんか?
今、検索窓に「パーソナルカラー 誤診」「骨格診断 誤診」と入力して、一人でモヤモヤしている方もいらっしゃるかもしれません。
せっかく「もっと自分に似合うものを知りたい」「自分を素敵に見せたい」と思って診断を受けたのに、結果を知ったことで、かえって迷ってしまう。
その戸惑いや、「なんだかしっくりこない」という感覚は、決して珍しいことではありません。
実は、熊本でイメージコンサルタントとして活動している私自身も、プロになる前に受けた診断で、結果に違和感を覚えた経験があります。
今回は、その経験も交えながら、なぜパーソナルカラーや骨格診断、顔タイプ診断などで「前に受けた結果と違う」「診断結果がしっくりこない」ということが起こるのかをお話しします。
そしてもう一つ。
私自身の経験から感じている、イメージコンサルティングの意外な面白さについてもお伝えしたいと思います。
まだ私がプロとして活動する前、顔タイプ診断を受けたときのことです。
最初の診断では、ポップで親しみやすい「アクティブキュート」という結果でした。
当時の私は、そのテイストが好きだったこともあり、
「やっぱり私の好きなものは、私に似合っていたんだ!」
と嬉しくなりました。
その結果をもとに、お洋服や小物を選ぶことも楽しんでいました。
けれど、心のどこかには、
「本当にこれなのかな……?」
という小さな違和感も残っていました。
その後、私自身がイメージコンサルタントとして、色彩学やパーソナルカラー、骨格、顔タイプなどについて学びを深め、多くの同業者や先生方の考え方にも触れるようになりました。
そして、自分自身の外見を改めて客観的に見直してみると、顔立ちの軸としては「エレガント」の要素が強いことが分かりました。
「あの違和感は、やっぱり気のせいではなかったんだ」
そう思う一方で、
「自分が思っていたタイプとは違ったんだ……」
と、少し寂しく感じたことも覚えています。
だからこそ、診断結果を聞いたものの、
「なんだか自分にはしっくりこない」
「言われた通りに服を選んでも、なぜか違和感がある」
という方の気持ちは、私自身の経験としてもよく分かります。
ここで大切なのは、
「診断結果が違った=最初のアナリストが間違っていた」
とは、必ずしも言えないということです。
私自身のケースを例にすると、外見には複数の特徴があります。
確かに顔タイプでは華やかな「エレガント」に分類されそうです。
一方で、鮮やかで強い色が持つエネルギーや、骨格ナチュラルが持つラフさ・動きのある雰囲気を組み合わせると、全体としてポップでアクティブな印象も生まれます。さらに、性格的には「アクティブキュート)」っぽいところもあります。
つまり、一人の人の中には、ひとつのタイプ名だけでは表現しきれない複数の魅力が存在しているのです。
最初のアナリストは、私の「色や骨格、または性格などが醸し出す世界観」を捉えてくださっていたのだと思います。
だから私は、最初の診断を単純に「誤診だった」とは考えていません。
むしろ、どこに着目してその人の魅力を捉えたのかという違いがあったのだと考えています。
同じ人を見ても、どこに注目するかによって、見えてくる特徴は変わります。
例えば、パーソナルカラーなら、
など、さまざまな要素があります。
骨格診断でも、
など、複数の要素を総合して判断します。
顔タイプ診断でも、顔のパーツだけを見るのではなく、全体のバランスや配置、曲線・直線、子ども顔・大人顔など、さまざまな要素から印象を捉えます。
つまり、同じ人を見ていても、
「どの特徴を重視するのか」によって、最終的な提案に違いが生まれることがあります。
これは、例えば体調が悪いときに、内科の先生と耳鼻咽喉科の先生では、同じ風邪のような症状でも、見る場所やアプローチが違うことに少し似ています。
内科なら全身の状態や症状を総合的に診ますし、耳鼻咽喉科なら鼻や喉など、その専門領域を詳しく診ます。
どちらが「間違い」ということではなく、専門性によって着目するポイントが違うわけです。
イメージコンサルティングでも、これと似たことが起こります。
だから、複数の診断を受けて結果が違ったからといって、
「どちらかが間違いなんだ」
と、すぐに決めつける必要はありません。
逆に言えば、病院でセカンドオピニオンを受けることがあるように、別の視点を持つアナリストに改めて相談してみるのも、一つの方法です。
今はイメージコンサルティング自体が広く知られるようになり、いろいろなアナリストの診断を受けて、自分の魅力を探すことを楽しんでいる方もたくさんいらっしゃいますからね。❤️
エレガントタイプという、自分ではあまり意識していなかった要素を知った私は、少しずつそのテイストも自分に取り入れてみるようになりました。
正直に言えば、最初は少し複雑でした。
私は本来、「可愛い」「カジュアル」「ポップ」といったテイストが好きです。
だから、
「私はこういう雰囲気の人間だ」
という自分なりのイメージがありました。
それとは少し違う「エレガント」という方向を受け入れるのは、ある意味で「腹をくくる」という感覚に近かったかもしれません。
でも、実際にエレガントな要素を少しずつ取り入れてみると、面白い変化が起こりました。
周囲から褒められることが増えていったのです。
以前の私は、「可愛いね」と言ってもらえるような自分をどこかで求めていました。
ところが、かけてもらう言葉が少し変わってきました。
「綺麗だね」
「美人さんだね」
「凛としているね」
そんな言葉をいただくことが増えたのです。
(褒めてくれるみなさん、ありがとうございます。お世辞でも嬉しいです〜〜❤️)
もちろん、「可愛い」と言われることが嫌なわけではありません。
でも、そのとき初めて、
「あれ?私には、自分が思っていたのとは違う魅力もあったんだ」
と気づきました。
これは、私にとって大きな発見でした。
診断によって「似合うもの」を知っただけではありません。
自分が今まで知らなかった、自分自身の魅力を知ることができた。
ここに、イメージコンサルティングの大きな面白さがあると思っています。
私は自分のことを、
「カジュアルが好き」
「ポップなものが好き」
「可愛い雰囲気が好き」
で、それは今でも変わりません。
しかし、それが「自分のすべて」ではなかったのです。
もしかすると、周囲の人から見た私は、以前から
「綺麗」
「凛としている」
「華やか」
という印象を持たれていたのかもしれません。
ただ、私はその自分を知りませんでした。
自分の「好き」ばかりを見ていたために、他人から見えていた自分の魅力が、自分には見えていなかったのです。
この経験は、心理学で知られている「ジョハリの窓」という考え方でも説明することができます。
ジョハリの窓では、自分と他人との認識の違いから、自分自身を4つの領域に分けて考えます。

私の場合、イメージコンサルティングを受けることで、この「盲点の窓」に気づいたような感覚があります。
自分では、
「可愛いものが好き」
「私はカジュアルな服が好き」
「ポップな雰囲気が自分らしい」
と思っていた。
ところが、他人から見た私には、
「綺麗」
「凛としている」
「華やか」
という魅力もあった。
でも、それを私は知らなかった。
イメージコンサルティングを受けることで、その「知らなかった自分」に気づくことができたのです。
これは、単に「似合う服を教えてもらう」ということとは、少し違うと思いませんか?
自分ではまだ知らなかった自分に出会う。
それも、イメージコンサルティングがもたらしてくれる大きな価値の一つだと私は考えています。
もう一つ、よくあるのが、
「診断では似合わないと言われた色なのに、友達や家族からは『その色、すごく似合うよ!』と言われる」
というケースです。
これも、必ずしもどちらかが間違っているわけではありません。
家族や友人は、あなたのことを長い時間見ています。
声のトーン、表情、話し方、仕草、性格、雰囲気など、外見だけではないさまざまな情報を含めて「似合う」と感じています。
一方、パーソナルカラー診断では、ドレープを当てながら、色によって肌や顔立ちがどのように見えるかという、外見上の変化を確認していきます。
つまり、
身近な人は「あなた全体の印象」を見ている。
アナリストは「外見上の調和」を分析している。
という違いがあります。
どちらも、その人を見たうえでの「似合う」なのです。
だからこそ、診断では客観的な外見の軸を知り、そのうえで自分の好きなものやキャラクターをどう組み合わせるかを考えることが大切です。
私は、診断結果を「守らなければならないルール」だとは考えていません。
むしろ、
自分らしく自由におしゃれを楽しむための「軸」
だと考えています。
例えば私自身も、
骨格ナチュラルのラフさや、ブライトウィンターの鮮やかな色を活かします。
顔立ちが持つエレガントな要素を活かして、上品で華やかなスタイルに寄せます。
どちらも私です。
「私はエレガントだから、ポップな服は着てはいけない」
ということではありません。
私のインスタをご覧いただくと一目瞭然ですよねw
自分の特徴を知っていれば、
どこまで振っても自分らしさが保てるのか
という「振り幅」も見えてきます。
診断は、自分を狭い箱に閉じ込めるためのものではありません。
むしろ、自由に動くために、自分の現在地を知るためのものだと思っています。
もし、診断結果を聞いても、
「なんとなく違う気がする」
「言われた服を着ても楽しくない」
「好きなものを全部否定されたように感じる」
という違和感があるなら、その感覚を無理に押し込めなくても大丈夫です。
まずは、
「なぜ違和感があるのだろう?」
と考えてみてください。
例えば、
など、違和感の理由はさまざまです。
大切なのは、
「診断結果が正しいか、間違っているか」だけで考えないこと。
その違和感の中に、あなた自身が「どうなりたいのか」というヒントが隠れていることがあります。
ここが、私がイメージコンサルティングをするうえで特に大切にしているところです。
ファッションには、
「客観的に似合うかどうか」
だけではなく、
「自分はどうありたいのか」
という、もう一つの大切な軸があります。
どれだけ外見に調和している服でも、
「本当は着たくない」
「私らしくない」
「こんな自分になりたいわけじゃない」
と感じているなら、それを無理に着続ける必要はありません。
だから私は、単に診断結果をお伝えして終わるのではなく、その人がどんな自分でありたいのか、どんな印象を届けたいのかというところまで大切にしています。
熊本の design Jin では、
パーソナルカラー、骨格診断、顔タイプ診断などを通して、その人が持っている外見の特徴と「似合う」の軸を整理します。
診断結果だけでなく、好きなもの、なりたいイメージ、届けたい印象などにも目を向けます。
私自身、色彩心理やカラーセラピーを学び、心理学についても学んできたからこそ、外見だけではなく、その人の内側にある思いも大切にしています。
客観的な外見の特徴と、本人が望むイメージ。
その両方を組み合わせながら、
「あなたの場合、どう見せると一番あなたらしく魅力が伝わるのか」
を一緒に考えていきます。
私は、これを「印象戦略」と考えています。
診断結果を守ることが目的なのではありません。
診断を、自分らしい人生や未来をつくるための材料として使う。
そのための診断であってほしいと思っています。
「パーソナルカラー診断で言われた色が、どうしてもしっくりこない」
「骨格診断の結果をもとに服を選んでも、なんだか違う」
「顔タイプ診断の結果と、自分の好きなファッションが合わない」
そんな違和感を持ったとしても、すぐに「自分がおかしい」と思う必要はありません。
そして、
「どちらの診断が正解なんだろう?」
と、正解探しだけを続ける必要もありません。
大切なのは、
「自分にはどんな魅力があるのか」
そして、
「その魅力を使って、どんな自分になりたいのか」
を知ること。
診断結果は、そのための大切な材料の一つです。
タイプ名に自分を合わせるのではなく、診断を味方につけて、自分らしい「似合う」を見つけていく。
そして、自分でもまだ知らなかった魅力に出会う。
そんなふうに、もっと自由におしゃれを楽しんでほしいと思っています。
もし今、以前受けた診断結果に違和感を感じているなら、その「なんか違う」をそのまま私のところまで持ってきてください。
その違和感の中に、まだ見つけられていないあなた自身の魅力が隠れているかもしれません。
熊本の design Jin では、診断結果だけで人を決めつけるのではなく、外見・内面・なりたいイメージを多角的に見ながら、その人らしい印象づくりをお手伝いしています。
「似合う」を知ることから、「自分らしく輝く」ことへ。
それが、私が考えるイメージコンサルティングです。
