SNSや雑誌、Web記事でもパーソナルカラーや骨格診断、顔タイプ診断などの「イメコン」記事を見ない日はありません。メイク用品はブルベ・イエベで分けていたり、骨格タイプごとのお洋服のご提案など、たくさん紹介されていますよね。そしておそらくこの記事を読んでくださっている方は、一定の知識がある。プロはもちろん素人の方も。
特にパーソナルカラー診断は大人気で、実際、当サロンのWebサイトの検索履歴を確認しても、パーソナルカラー関連からの検索がダントツです。
なぜ、ここまでパーソナルカラー診断が人気なのでしょう?歴史的背景や販売戦略など、理由はいくつかあると思いますが、私が「ここだ!」と思うのは【色彩心理】です。
人は色を見ただけで、一定の情報を感じ取るシステムが備わっているからです。例えば、赤い色を見ると情熱的に感じたり、逆に危険にも感じたり。「赤」という色情報から頭の中にだだだーーーーっ!!!とイメージが広がるようになっているわけです。
それはどうしてか?答えはカンタン。
(ここは色彩学を勉強すると理解できるのですが、端的には語れないので、ここでの説明は割愛させていただきますね)。
まずはこれをちゃんと理解していないカラーアナリストが多すぎるのが現状💦
色の情報は生まれてから毎日、私たちは自分の頭の中に加筆していきます。自分が思っている以上に色への関心は高いんですよね。
カラーセラピーは色彩心理をしっかり学びますが(というかこれがメイン)、パーソナルカラーは見た目に似合う色ばかりを学ぶことが多く、色のメッセージということに触れないことがほとんど。
例として先日のお客様の話をここでご紹介させていただきます。
その方はサイアートでいうところの「ダークウィンター」タイプ。ざっと言うと暗めで青みのある色が得意です。よく着る色を事前アンケートでお尋ねするのですが、1色だけ異質な色が含まれていました。その色は「黄緑」。
お尋ねすると「好きな色」なんだそうです。黄緑でもどんな色かを深掘りしていくと、明るめでくすんだ色味。
さらにカウンセリングを進めていきます。すると
とお話しくださいました。
ここで合点がいきました!だから彼女のマインドに寄り添う色は黄緑だと。
(たとえそれ以前から好きな色だとしても大事な意味があるので、色の取り扱いとして一緒です)
これらが分かれば、安直に「似合わないから着ないほうがいい」なんて言えないはず!!ですので、黄緑を上手に取り入れられるように骨格タイプに似合う素材などをご紹介しました。
そしてもうお一人、別のお客様のおはなし。
その方は「ソフトサマー」タイプという穏やかで青みが得意なお客様。しかし、その方はバリバリの経営者。となれば、経営者としての威厳を存分に表現できる色をご提案するべきですよね。
そんな時も【色彩心理】を知っているとしっかりご提案できます。
その人の魂の色を大切に扱う。これが本来のカラーアナリストの仕事だと考えます。パーソナルカラーと色彩心理は元々同じ。ヨハネス・イッテンという方を調べていくと分かるでしょう。(私も「色彩論」まだ読めてないので、読まなければ📕)
パーソナルカラーがこんなにも大人気なのは
からかもしれません。ですので色を扱う職業は、物理的側面の色と心理的側面の色、両方を理解している必要があります。色彩心理を理解するには一朝一夕とはいきませんが、あるとき「ハッ!」と気づく瞬間がでてきます。
ちょっとお堅い内容にはなってしまったのですが色を学ぶことは本当に楽しい🌈
病みつきになった方がたくさんいらっしゃいます😂
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