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昨日から1週間、「自分らしく生きるための7つのレッスン」と題して、私が日々のイメージコンサルティングやカラーセラピーの中で感じてきたこと、そして多くの方に伝えたいと思っている“自分らしさ”の本質について綴っています。

昨日のブログをまだ読んでいない方は、ぜひお読みください。

【自分らしく生きるための7つのレッスン-Lesson2】

外見は心を映す鏡じゃない – あなたの想いを世界に届ける”表現ツール”として

「本当は優しい性格なのに、いつもキツく見られてしまう…」

「頑張り屋なのに、ルーズだと思われている気がする…」

そんな経験、ありませんか?

「外見は心の鏡」という固定概念を超えて

「外見は心の鏡」——よく耳にするこの言葉ですが、私は長年イメージコンサルタントとして活動する中で、この考え方にほんの少しの違和感を抱くようになりました。

確かに、メラビアンの法則によると、人が他者からメッセージを受け取る際、視覚情報(見た目)が55%、聴覚情報(声のトーンなど)が38%、言語情報(話の内容)が7%の割合で影響を与えるとされており、装いや表情、立ち振る舞いから「その人らしさ」がある程度伝わることは事実です。

しかし、鏡はただ受動的に映すだけの存在。あなたの内面がそのまま外見に現れるだけなら、多くの人が感じている「本当の自分と他者からの印象のズレ」は説明できません。

私が15年間のデザインとイメージコンサルティングの現場で気づいたこと——それは、外見は「鏡」ではなく「表現ツール」であるということです。

なぜ「本当の自分」が伝わらないのか

心理学の「ジョハリの窓」理論によると、私たちの人格は4つの領域に分かれています:

  1. 開放の窓:自分も他人も知っている部分
  2. 盲点の窓:自分は知らないが他人は知っている部分
  3. 秘密の窓:自分は知っているが他人は知らない部分
  4. 未知の窓:自分も他人も知らない部分

実は、私たちが感じる「印象のズレ」の多くは、この「盲点の窓」と「秘密の窓」にあります。

印象のズレパターン例

パターン1:繊細で優しい心 × 強く見える外見

  • 骨格がしっかりしている
  • 声が低め、はっきりとした話し方
  • 無表情の時に眉間にシワが寄りやすい

パターン2:意志が強く頑張り屋 × 手を抜いているように見える外見

  • リラックスした服装を好む
  • 髪型やメイクがカジュアル
  • 姿勢が崩れやすい

パターン3:社交的で明るい性格 × 近寄りがたく見える外見

  • ダークカラーを好む
  • 控えめなメイク
  • 真面目な印象の装い

これらのズレは、決してあなたの「外見が心を正しく映していない」わけではありません。むしろ、外見という表現ツールを戦略的に活用できていないだけなのです。

デザイン思考が教えてくれた「印象の作り方」

私がデザインの世界で気づいたことの一つは、「見た目には戦略的な伝達力がある」ということです。

グラフィックデザインでは、色一つ、フォント一つで、見る人の感情や行動を大きく左右します。同じ原理で、あなたの装いも相手に与える印象を戦略的にコントロールできるのです。

色彩心理から見る印象戦略

色彩心理の観点によると、色には以下のような心理的効果があると考えます。

  • ブルー系:信頼感、冷静さ、知性(ビジネスシーンで重宝)
  • グリーン系:安心感、癒し、バランス(親しみやすさを演出)
  • ピンク系:優しさ、思いやり、女性らしさ(柔らかい印象)
  • レッド系:情熱、エネルギー、積極性(存在感をアップ)

これらの知識を活用することで、あなたの「伝えたい気持ち」を効果的に表現できるのです。

design Jinの「マインドカラー」アプローチ

当サロンでご提案している「マインドカラー」は、まさにこの表現ツールとしての外見活用法です。

これは単なる似合う色診断ではなく、あなたの心理状態や伝えたいメッセージに応じて、戦略的に色を選ぶ手法です。

実際のマインドカラー活用例

ケース1:優しさを伝えたいクールな印象の女性

  • 基本:シャープなシルエット(骨格を活かす)
  • プラス:ソフトピンクのインナーや小物
  • 効果:知的さを保ちながら親しみやすさをプラス

ケース2:意志の強さを表現したい控えめな女性

  • 基本:上品なネイビーやグレー(安心感を与える)
  • プラス:差し色に意志を表すレッドやオレンジ
  • 効果:威圧感なく、静かな強さを演出

ケース3:信頼感をアップしたいカジュアル好きの女性

  • 基本:リラックス感のあるシルエット(個性を活かす)
  • プラス:構造的なジャケットとブルー系カラー
  • 効果:親しみやすさと信頼性を両立

「表現ツール」として外見を使いこなす5つのステップ

Step 1:自分を知る

まずは「ジョハリの窓」を意識して、自分の性格や価値観を整理しましょう。

  • 自分が思う自分の特徴
  • 他人からよく言われること
  • 大切にしている価値観

Step 2:現在の印象を把握する

信頼できる人に「私はどんな印象ですか?」と聞いてみましょう。
自分の意図と相手の受け取り方のギャップを知ることが重要です。

Step 3:理想の印象を明確にする

どんな風に見られたいかを具体化します。当サロンでの診断時には必ずお伺いしています。

  • 「信頼できる人」
  • 「親しみやすい人」
  • 「上品な人」など

Step 4:表現ツールを選ぶ

色、素材、シルエット、アクセサリーなど、理想の印象に近づくためのアイテムを戦略的に選びます。

Step 5:実践と調整

実際にお洋服を試着していただきながら調整していきます。

感情を色と装いで自由に表現する

人の感情は、言葉では表現しきれない複雑さを持っています。

「今日は少し弱気だから、強さを感じられる色を身につけたい」
「大切な人との時間だから、温かみのある装いで過ごしたい」
「新しいチャレンジの日だから、エネルギーを感じる色を選びたい」

そんな微細な心の動きを、外見という表現ツールで自由に、そして美しく世界に届けることができるのです。

印象戦略で人間関係をもっとスムーズに

外見を表現ツールとして使いこなせるようになると、人間関係に驚くほど良い変化が起こります。

  • 誤解が減る:本当の自分が相手に伝わりやすくなる
  • コミュニケーションが円滑になる:相手が安心して話しかけやすくなる
  • 自信が持てる:意図した印象を与えられている実感が持てる
  • 人間関係の質が向上する:本来の自分を理解してもらいやすくなる

あなたらしさを戦略的に表現しよう

外見は、あなたの心をただ映す鏡ではありません。あなたの想い、価値観、そして「こう在りたい」という願いを世界に届ける、強力な表現ツールなのです。

色や素材、シルエット——それらすべてが、あなたの感情や意図を美しく、効果的に伝える味方となってくれます。

「本当の自分」を正しく理解してもらうために。
「なりたい自分」に一歩近づくために。
そして何より、毎日をもっと心地よく、自信を持って過ごすために。

外見という表現ツールを、戦略的に、そして楽しく活用してみませんか?

【LESSON-3】コンプレックスも自分のカケラ


著者プロフィール

もり ひとみ(通称:Jin)
印象戦略ディレクター・色彩学講師・色彩心理(カラーセラピー)講師

熊本在住。印象戦略歴20年。文科省認定 色彩検定講師ライセンス保有。色彩心理(カラーセラピー)講師。
“印象は偶然ではなく、つくるもの”をモットーに、デザイン・色彩学・色彩心理・イメージ分析という4つの専門性をギュッと統合した印象設計をご提供しています😊

主な実績

  • 積水ハウス熊本様 印象学セミナー開催
  • アミュプラザくまもと様 骨格診断・顔タイプ診断®︎イベント実施
  • TV局番組出演、各企業・サロン様向けセミナー登壇
  • カラーセラピスト養成講座開講

熊本 / design Jin
熊本市中央区にて、パーソナルカラー診断(12分類)骨格診断(12分類)顔タイプ診断®︎マインドカラー診断をご提供中✨


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熊本でパーソナルカラー診断とマインドカラー診断を受けて、本当の自分の”色”をみつけよう!

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