カラーセラピーのセッション中に「当たってる…」とお声かけをされることが多いです。確かにお話しを伺っていくとそうなのですが、丁寧に説明するなら「当たっている」という事とは少し違うんですよね。では、なぜ「色で過去や未来が分かるのか」について、すこし深掘りしていきますね♪。
↓カラーセラピーとは何?という方は、あわせてこちらをお読みください。
私たちが生きている上で「意識」と「無意識」という感覚が備わっています。
下のような図は脳科学の番組や本、Webサイトなどでよく見かけるものです。
自転車の例が分かりやすいかもしれません。
乗れなかった時は、進行方向に危険がないかを確認しつつ、ハンドルでバランスをとりながら、右足・左足を交互に踏み込んで…(意識)と、体はもちろん頭もフル稼働で練習しますが、乗れるようになると何にも意識することなく、ひょいと乗り込み、進みだすことが可能です…(無意識)
朝起きてからの行動を全て【意識】で行おうとしてみてください。
まぶたを開いて布団を右手で押し上げて上半身を起こし、右足から床につき、体を起こして….
こうならないために、いままで経験した行動や感情などは【無意識】というスペース(=押入れ)に預けておくんですね。
人間の行動の93〜95%は無意識と言われています。私たちの経験や知識の宝庫が【無意識】というスペース。
ここにたくさん保管していくのですが….ため込んでしまうと「どこに何が入っているか分からない」ことも増えていきます。
自宅の押し入れに何がどこに入っているか、細かいところまでは記憶していませんよね。それと一緒。
ただ私たちは賢い生き物です!
押入れもカテゴリーごとにある程度整頓されていたり「父:夏服」「母:冬服」など
ちゃんとラベリングしていたりするものです。(「父:夏服」と「母:冬服」はごちゃ混ぜに収納していないはず)
この無意識という押入れを整理するラベルの代わりをするものの一つが「色」です。
人間は「イメージ」ができる生き物です。色を見たらそれに関連するモノやコトを連想します。赤色を見たら「血・炎・辛い」などをイメージしますよね。
なぜ「イメージができるのか」。それは過去の経験や学んできた教訓などから会得しています。怪我をしたら血が出た。火事のニュースを見たら炎が燃え盛っていた。赤い唐辛子を食べてみたら辛かった…など。
それらの情報は毎日自分の中に蓄積されていきます。なので「赤」を見た時に「血」や「炎」「辛い」などをイメージできるのです。
前述した「自転車を漕ぐ」「朝起きる」などを意識して行うのは本当に大変💦ストレスです。なので慣れる(=無意識でできるようになる)んです。考えずとも動けるようになるから効率いいですよね!
という作業になります。ですので「当たっている」という感覚を引き起こしますが、正確にいうと「意識に戻した→自分を俯瞰で見た」ということ。これが「当たっている」の答えです。
自分のことは自分ではなかなか理解ができなかったり、今どうしてこんな気持ちなのだろう…と悩む事も多いものです。この無意識にラベリングしてある「色」を利用して自分の本心に気づく。
弊社ではカラーセラピスト講座を開講していますが
その後、カラーセラピーで他人を癒したいと思うことがあればセラピストの道を目指す、でいいと思います。
話が少し変わります。
私は基本TVや映画はあまり見ないのですが、CMがけっこう好きだったりします。
(年1行われていた「CMフェスティバル」を見に行ってたりもしました♪)
最近のお気に入りCMのひとつは広告主が住友生命、出演がバナナマンさんのCM。
「行動非行動の法則編」
「しなかったときの方が人の後悔は大きい」というやつです。
人ってやりたいことがあっても、あらゆる理由(時間がない・お金がない・失敗が怖い・周囲に理解してもらえない…etc)で諦めることがあります。
その想いとしっかり決別できているならいいのですが、諦めたはずなのに無意識という押し入れの中でずーっとくすぶっていたりする事も。しかもその想いは自分が知らない間に(無意識の中で)どんどん膨らんでいって….
そうすると人は常に後悔の念にさらされ、前向きに考えなれなくなったり、消極的な生き方を選ぶようになったり、気づけば負のスパイラルにハマっていたりという事も。
逆に自分が望んだ通り行動した結果、たとえ失敗してしまっても、それから得られた教訓や経験、仲間や信頼などにより、以前より自分らしく生きられるなど、新しい自分を獲得する可能性が大いに出てきます。(これが行動非行動の法則、ですね♪)
この「本心に気づく」事にカラーセラピーは大いに役に立ちます。
やりたいことを諦める。その選択は本当に自分が望んでいることなのか。諦めた結果、どのような未来が待っているか….
詳細は下記をご覧くださいませ。
余談ですが、SUUMOのCMも好きですわ〜