親子で楽しめるアニメの一つ「鬼滅の刃」、もちろん私も楽しませていただいています。「遊郭編」はグラフィックの美しさに圧倒されながら観ていました✨次回作「刀鍛冶の里編」もめっちゃ楽しみです♪
「鬼滅の刃」は、今や日本だけにはとどまらず、世界的にも大ヒットししつづけており、2020年に公開された「無限列車編」は、世界1位の興行収入(約517億円超)とのこと。私が住む熊本でもJR九州が企画したSLの無限列車が走り、大人気だったようでした。
世界的にも熱を帯びている鬼滅の刃より、今回は「無限列車編」を観て感じたことを書いてみようかと思います。
物語の前半で、蒸気機関車に乗り込んだ主人公:竈門炭治郎たちが下弦の壱:魘夢(えんむ)に眠らされます。ここで魘夢(えんむ)から夢の中の構造の説明があります。
「(この夢の世界は)夢を見ている者を中心に円形となっており、夢の外側には無意識領域がある。そこに存在する精神の核を破壊すれば人は廃人となる」
どうやら、この無意識領域に存在する精神の核というものは人間の原動力で、これを破壊すれば人間は(精神的に)死ぬということみたいです。
ここで私はハッとしたんですよね。「これってカラーセラピーで学ぶ、ヨガ哲学では?」って。そしておそらく宗教哲学でもあるんだと思います。
夢に落ちた炭治郎が行き着いた先は、鬼殺隊に入る前に過ごしていた家族と幸せな時間と場所。何もなかったかのように家族が笑顔で炭治郎を迎えます。
炭治郎にとって居心地がいいこの空間は顕在意識を指しています。顕在意識は現状を保とうとする意識です。ですので現状を壊す「変化」を嫌います。なぜなら変化した先は失敗や不幸がまっている「かも」しれないから。しかし変化を恐れ現状維持で過ごしていくということは「成長もしない」ということですよね。
成長するためにはチャレンジ(変化)して成功はもちろん、失敗することも大事です。現状維持ではそれらを経験することができません。
人間は成長しようという志を持った生き物です。ただ今の生活を守るために現状維持を選んでいる。しかし、本心では「もっとああしたい、こうしたい」などの欲求が溢れているんです。カラーセラピーでは魘夢(えんむ)が言う精神の核である、生きる原動力を見つけることをやっていきます。
この精神の核は気づかないフリをしても、私たちの無意識の中にちゃんと存在しています。確かにやりたいことや叶えたい夢のためなら、人間どんなことだって頑張れますよね!夢に向かって生きている時はたとえ大変でも苦にならない!!でも夢や希望がなくなると頑張れなくなる。
人間の心の有り様・生き方を表現しているのが、この「無限列車編」の件だと私は感じたのです。
心地よい夢から現実に戻るため、炭治郎は自分を殺します。夢占いで自殺する夢は「未熟な自分から生まれ変わりたいと願う気持ち」を指すらしいです。まさに炭治郎らしい目覚め方だなと思いました。
行動や意思決定で使う人間の意識は「顕在意識3%、潜在意識97%」。
理性や知識、思考など、頭で考えて行動する「顕在意識」は色で例えるとイエローですね
感性や直感、ひらめきなど、本能的なものは「潜在意識」色で例えるとパープル・インディコらへんでしょうか。
カラーセラピー的に言うとイエローとパープルは補色(反対)にあたり、相反する性質を持ちつつもお互いでバランスを取り合う組み合わせとなります。
アニメの中で出てきた精神の核は無意識領域(=潜在意識)に存在しました。この存在に気づいてもっと自分らしく生きよう!というメッセージを強く感じたアニメでした。
平穏な生活を守るため、変化を恐れ「顕在意識」に偏りがちになりますが、自分の「潜在意識(と、精神の核)」に気づき、変化を恐れずチャレンジすることにより、もっと素晴らしい人生があなたを待っているよ!という炭治郎からのメッセージかもしれませんね。
自分の気持ちが分からない、考えがまとまらず困っている
パートナーやお子様がどのような本質を持っているか知りたい
周囲の人のサポートをしてあげたい
セラピーというよりは、色と心のつながりを知りたい…etc.
14本のカラーボトルを通して「本質」に気づけるようになります。
今なら講座を受講された方
まずはdesign Jinのお問い合わせフォームもしくはインスタのDMよりお問い合わせください。
「平日は勤務なので週末しか受講できない」「日程が合わない」という方も遠慮なくお尋ねくださいね!
カラーセラピーってどういうものなの?という方はぜひ一度こちらをお読みください。