
2026年1月4日にTCマスターカラーセラピスト講座を開講したということもあり、新年一発目のブログでは、「色の勉強が進まない理由」について書いてみたいと思います。
私はカラーセラピストの育成に携わっていますが、その中で見えてきた、色の学びにおける本質的な課題についてお伝えします。
それは、生徒さん同士が「色に対する感じ方」や「色の捉え方」を、自然に共有していたことです。
同じ色を見ていても、
それぞれ違います。
「そう感じるんですね」
「なるほど、そういう見方もありますね」
そんなやり取りが当たり前のように行われていました。
お互いを認め合い、そこから学び合う。この姿勢こそが、色彩心理の理解を深め、成長につながっていきます。講座をしながら、私はそれを強く実感していました。
私は現在「色彩心理塾」という色の講座を開講しています。”心理”というと、「感覚重視」「心理的な話を学ぶ」と思われることもあります。
しかし、私の講座はそれだけではありません。
色彩心理塾では、
この三つを必ずセットで扱っています。
※とはいえ小難しいことではなく、初学者の方にも分かりやすくお伝えしていますので、ご安心ください🎵
色を正しく捉えるための土台と、そこから多角的に観察するための幅。その両方を育てることを大切にしています。
たとえば、以下のようなテーマを講座の中で扱っています。
こうした、身の回りにある現代の事例や科学的な知識も講座の中で扱っています。
色をテキストの中だけで終わらせず、日常や社会と結びつけることで、知識は「理解」へと変わっていきます。
ここで、とても大切なことをお伝えしておきたいと思います。
色は立体的な存在です。
色は、単に色相・明度・彩度といった軸から観察できるもの。ここで既に「三次元」であることがわかりますよね。とはいえこれらの”物理的要素”だけで成り立っているわけではありません。そこに心理的な印象や個人的体験によって形成され、色のイメージとして加わります。
同じ色を見ていても、
色は、物理的な刺激であると同時に、記憶や感情を呼び起こすトリガーでもあります。
科学的な視点だけでは、この「個人差」は説明しきれません。ここに色彩心理が関わってきます。
色は、
これらが重なり合った、立体的な存在なのです。だからこそ「理解しづらい」「掴みどころがない」ものだと感じるわけです。
色が立体である以上、学びもまた立体である必要があります。
理論だけでもなく、感覚だけでもなく、心理だけでもない。
色彩学・科学・心理、そして一人ひとりの体験。それらを行き来しながら色を見ることで、色は「理解できない」ものから「扱えるもの」へと変わっていきます。
今回の講座で、生徒さん同士がそれぞれの感じ方や経験を交わしていた姿を見て、私は改めて確信しました。色彩心理塾は、色を平面ではなく立体として扱い続ける場所です。

これまで、私は多くのカラーセラピストを育成してきました。その中で、どうしても目にしてきた現実があります。
それは、
「資格は取ったけれど、その後の勉強が進まない」
「学んだけれど、どう活かせばいいかわからない」
という方が、とても多いということです。
これは、やる気や能力の問題ではありません。
色には、数式のような明確な答えがありません。人は同じように色が見えているわけでもありません。自由であるがゆえに、答えに着地しにくいのです。
その結果、
「わからない」
「理解できた気がしない」
という感覚のまま、止まってしまいます。
これは、色彩心理だけの話ではありません。パーソナルカラーも、同じ構造を持っています。
パーソナルカラーを学んだものの、うまく活用できていない方の多くは、どうしてもシーズン分けやルールに縛られがちになります。
もちろん、理論や分類は大切です。科学的な裏付けがあるからこそ、再現性が生まれます(だからこそ私は色彩学を学びました)。
しかし、そこに心理的な視点や色の表現力が加わらないと、色は途端に「使いにくいもの」になってしまいます。
色の表現力とは、「似合う・似合わない」を超えた、印象や感情、在り方を表す力です。
ここが理解できていないと、「シーズンに当てはまらない=分からない」という状態に陥りやすくなります。
実は、パーソナルカラーが示すシーズンは、色のイメージで分けられています。
例えば、
つまり、色のイメージ(色彩心理)を理解しやすくするために、物理的にカテゴライズしたものがパーソナルカラーのシーズン分類なのです。
ところが実際には、この事実を知らずに診断だけを行っているパーソナルカラーアナリストが多いのが現状です。私はこの状況を危惧しています。
色彩学をベースとしつつも、シーズン分類の背景にある「色のイメージ」や「色彩心理」を理解することで、診断はより深みを増します。お客様への提案の幅も格段に広がり、顧客満足度の向上にもつながります。
だからこそ、パーソナルカラーアナリストの皆さんには、ぜひ色彩心理を学んでいただきたいと思っています。
理論 × 感覚 × 心理
この立体構造で色を見ることができれば、「シーズンに当てはまらない」と感じるケースでも、柔軟に対応できるようになります。

色は、混ぜることで深みが生まれます。混色によって、単色では出せない表情が現れます。
学びも同じです。他者の視点が加わり、違う価値観が混ざり合うことで、理解は一気に立体化します。
一人で学ぶ方法もあります。たくさんのカラーセラピーセッションやパーソナルカラー診断を重ね、経験値を上げていくことです。ただ、その場合はどうしても時間がかかりますし、途中で心が折れてしまうこともあるでしょう。視点も偏りやすくなります。
一方、色彩心理塾では情報を共有したり、知識を追加していくことで、一人で学ぶよりもハイペースで知識と経験を習得できます。複数の視点から色を見る機会が日常的にあるため、理解の立体化が早く進むのです。
今回の講座を通して、私は改めて実感しました。
色彩心理塾は、色を立体のまま扱い続けるための学びの場です。
理論も、感覚も、心理も、体験も。すべてを切り離さず、色として統合していきます。
1. 色彩学の基礎知識
2. 色彩心理の理解
3. 実践的な活用方法
4. 体験を通じた学び
色の勉強が進まないのは、その人の問題ではありません。
色というもの自体が、立体的で、自由で、正解のない存在だからです。
その前提を知るだけで、色の学び方は大きく変わります。
現在、色彩心理塾は2026年春に第2期の開講を予定しています。日時の設定に迷っている段階ですので、もし
「興味がある」
「話を聞いてみたい」
「第2期の開講日程について相談したい」
と感じた方がいらっしゃいましたら、ぜひメッセージをいただけると嬉しいです。色は、一人で抱え込むより、混ざり合ったほうが、ずっと深くなります。
あなたも色彩心理塾で、色の学びを立体的に深めてみませんか?

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