今日はパーソナルカラー診断士として活動されている皆さんに、以前よりお伝えしたかった”想い”をブログにしてみました。
診断士として技術的なスキルは身についているものの、時折「お客様にもっと深く寄り添えたら」「診断結果をより納得していただけたら」と感じることはありませんか?
実は、そんな時に役立つのが「色彩心理」の知識なのです。
現在、パーソナルカラー診断士として活動されている方は数多くいらっしゃいます。しかし、意外なことに色彩心理を本格的に学んでいる診断士は決して多くありません。
私自身、AFT認定の色彩検定講師として、また20年のグラフィックデザイナー経験を通じて色と向き合い続けてきましたが、パーソナルカラーと色彩心理は切っても切れない関係にあると実感しています。
なぜなら、パーソナルカラーは本質的に「色彩心理」そのものだからです。
パーソナルカラーを理解するには、色彩心理の観点が不可欠です。その理由を詳しく見てみましょう。
パーソナルカラーは、春・夏・秋・冬の4シーズンや、より細分化された12タイプなどに分類されますが、これらは単なる色の組み合わせではありません。それぞれのシーズンが持つ色味のグループには、特有の心理的な感情や印象が込められています。
例えば:
これらの色彩が見る人に与える心理的影響を理解していなければ、なぜその人の魅力がより引き立つのか、色が与える印象効果を本質的に説明できません。
色彩心理を理解していると、お客様に対して「なぜこの色を身につけると魅力的に見えるのか」を印象効果の側面からも説明できます。単に「肌の色調に合うから」ではなく、「この色があなたの外見的魅力を最大限に引き出し、見る人にこのような印象を与えるから」という深いレベルでの説明が可能になります。
つまり、その人の性格や内面とは関係なく、パーソナルカラーは第一印象を大きく左右します。スプリングタイプの色を身につけた方は若々しく元気ハツラツに見え、サマータイプの方は大人っぽく上品な印象を与えるのです。
パーソナルカラー診断では、技術的なスキルと同じくらい”コミュニケーション力”が重要です。ここでも色彩心理の知識が大きく活かされます。
例えば:
このような心理的背景を理解することで、お客様一人ひとりの個性を大切にした診断とアドバイスが可能になります。
色彩心理の知識があることで、お客様との会話がより深いものになります。表面的な色の話だけでなく、その方の内面や願望に寄り添った対話ができるため、自然と信頼関係が築かれやすくなります。
私自身の経験から言えることは、パーソナルカラーの診断に色彩心理の視点を取り入れることで、お客様に与える印象が劇的に変わるということです。なぜなら、好きな色と似合う色が異なる場合があるからです。
例えば、心理的に黒を好む方でも、実際に似合うのは温かみのあるオータムタイプの色だった場合、その理由を色彩心理の観点から説明することで、お客様は納得感を持って新しい色を受け入れることができるのです。
グラフィックデザイナーとして20年間色と向き合ってきた経験からも、色は単なる視覚的要素ではなく、人の心に直接働きかける強力なツールだと実感しています。デザインの現場では、ターゲットの心理を動かすために色を戦略的に使用しますが、これはまさに色彩心理の応用です。
色は人の心と密接に繋がっています。その繋がりを理解し、活用できる診断士こそが、お客様の人生に真の価値を提供できるのではないでしょうか。
すでにパーソナルカラーの技術をお持ちの皆さんが、さらに色彩心理の視点を取り入れることで、より深く、より意味のある診断ができるようになることを心から願っています。
もり ひとみ(通称:Jin)
印象戦略ディレクター・色彩学講師・色彩心理(カラーセラピー)講師
熊本在住。印象戦略歴20年。文科省認定 色彩検定講師ライセンス保有。色彩心理(カラーセラピー)講師。
“印象は偶然ではなく、つくるもの”をモットーに、デザイン・色彩学・色彩心理・イメージ分析という4つの専門性をギュッと統合した印象設計をご提供しています😊
主な実績
熊本 / design Jin
熊本市中央区にて、パーソナルカラー診断(12分類)・骨格診断(12分類)・顔タイプ診断®︎・マインドカラー診断をご提供中✨
あなたも「人生が変わる〜!」体験をしてみませんか?💕 熊本 design Jinで、印象戦略ディレクターによる診断で、外見と内面がピッタリ一致した新しい自分に出会える日をお待ちしています〜🌈