
2026年2月1日(日)、ベストオブミス熊本のファイナリストへ向けたビューティキャンプにて「印象戦略」について登壇しました。【ベストオブミス】についてはコチラ☜
ステージ上に並ぶ多くの美しい候補者の中から、たった一人の代表として選ばれるためには、「自分が何者であるか」という確固たるアイデンティティが不可欠です。
どのような想いでこのステージに立つことを決めたのか。 そして、初対面の審査員に対して、自分という存在をどう定義し、伝えていくのか。
これらを形にするための第一歩として、私はまず「自己理解」のワークから講座をスタートさせました。他者へのアピールの前に、まずは自分自身が自分の内側を深く知り、納得している必要があるからです。
当日は、私がマスタートレーナーを務めるTCカラーセラピーのワークの一つ、「ヴィジョンスパイラル」の要素を取り入れたセッションを実施。自分でも気づいていなかった思考のサイクルや、内側に眠っている価値観を言語化するプロセスを行いました。
私は普段、オリジナル講座である「色彩心理塾」を通じ、色と心の連動を客観的に観察し、自分を整えることの大切さを伝えています。今回のワークでも、単なる精神論ではなく、自分の内側から溢れ出す自信の「種」を、色というツールを介して論理的に見つけ出す時間を設けました。
自分自身の本質と向き合った彼女たちの表情が、ワークを通じてより凛としたものに変わっていく様子が印象的でした。
内面を整えた後は、それを視覚的にどう表現するか、外見の戦略へと移ります。 第二部では、自分を最も輝かせる「似合う色」の理論——パーソナルカラーについてお伝えしました。
パーソナルカラーは、単なる感覚的なものではなく、色彩学をベースとした「色彩調和論」です。ベストオブミスのファイナリストたちは、本番のステージで着用するドレスを自分自身で選びます。そのため、色の三属性(色相・明度・彩度)といった色の成り立ちから論理的に学んでいただく必要がありました。
理論を学んだ後は、実際にカラードレープを当てる「ドレーピング」のデモンストレーションを実施。 顔のそばに持ってくる色によって、肌のトーンやフェイスラインの引き締まり方が劇的に変化する様子を目の当たりにし、会場からは「おお!」という大きな歓声が上がりました。やっぱりみんなパーソナルカラーは好きですよね🌷☔️🍁⛄️。
ファイナリストの皆さんは、自分の選ぶドレスの色ひとつで、これほどまでに自分自身の見え方が変わるのかと、食い入るように診断を見つめていたのが印象的です。
色の効果は、私たちが想像する以上に絶大です。 客観的に『似合う』という根拠を掴むことは、本番での迷いを消し、セルフイメージを一段引き上げてくれます。自分が選んだ色に確信を持ってステージに立つ。その納得感が、彼女たちの立ち振る舞いをより力強く、説得力のあるものへと変えていくのだと感じました。
講座の締めくくりとして、自身の顔立ちと骨格を知り、その魅力を最大化するスタイリングの法則についてお伝えしました。
ステージで自分に最適なドレスを選ぶためには、自分の顔立ちや体つきという「自分自身のデザイン」を客観的に把握する必要があります。自分の身体のどこが魅力的で、どの部分を上手に活かし、あるいはカバーするのかを知ることは、セルフプロデュースにおいて非常に重要なステップです。
こうした「顔タイプ」や「骨格診断」というカテゴライズは、自分を客観視するための非常に便利なツールとなります。しかし、人の身体はステレオタイプのように、綺麗に一つのタイプへ分類されるものではありません。
「どのタイプにも当てはまらない」「自分が何タイプかわからない」と迷う方も多いのですが、実はその「あいまいさ(ミックスされた要素)」こそが、その人だけの個性であり、唯一無二の外見的な魅力なのです。
診断結果という枠組みに自分を押し込めるのではなく、その枠からはみ出した部分にこそ、あなただけの美しさが宿っている。診断を通じて、そのことに気づいてほしいと伝えました。
自分の身体の特徴をポジティブに捉え、納得してドレスを選ぶ。そのプロセスを経て選ばれた一着は、単なる衣装ではなく、彼女たちの個性を表現する最強の武器になるはずです。

講義全体を通じて、ファイナリストたちの眼差しは真剣そのものでした。 私の言葉を一つひとつ噛み締めるように聴き、熱心にメモを取る姿からは、このステージに懸ける並々ならぬ覚悟が伝わってきました。
驚かされたのは、休み時間になっても質問の列が絶えなかったことです(めっちゃ嬉しかったー💕)。 自らの美を追求し、知識を吸収しようとするその「貪欲さ」と「探究心」には、講師である私自身も大きな刺激を受けました。
また印象的だったのは、彼女たちの関係性です。 一つの座を争うライバルでありながらも、高い目標を共有する仲間として互いを認め合い、高め合っている。その清々しい姿は、非常に微笑ましく、また頼もしくもありました。
「BEST OF MISS」というコンテストで求められるのは、表面的な美しさだけではありません。 「知性・感性・人間性・内面・自信」。 これらを高い次元で兼ね備えた者だけが、日本大会、そして世界大会への切符を手にします。
私の講座で伝えた「自己理解」や「色彩の戦略」などが、彼女たちが持つ本来の資質を磨き、輝かせるための小さなきっかけになれたのなら、これほど嬉しいことはありません。
コンテストという大きな挑戦を糧に、彼女たちが自分だけの輝きを放ち、羽ばたいていく姿をこれからも楽しみにしています。
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